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「Local Woman's Health Lab Symposium in Kyoto」共催報告

[2026.06.02]

【開催レポート】 全国21拠点・600名超が参加した「女性のヘルスケア」シンポジウム。 京都会場アンケートで浮き彫りになった"子育てと就労の両立"への課題とは?

2026年5月16日(土)に「ZET-BASE KYOTO」にて、有志団体Local Woman's Health Labが主催するハイブリッドイベントの京都会場を共催として運営いたしました。

全国21ヶ所をオンラインで繋ぎ、総動員数600名以上を記録した本イベントの模様と、京都会場で得られた「地域のリアルな声」をご報告いたします。


女性の健康を、地域から考える1日

2026年5月16日(土)、京都・ZET-BASE KYOTOにて「Local Woman's Health Lab Symposium in Kyoto」が開催されました。

東京を起点に全国21拠点をオンラインでリアルタイムに繋いだこのイベントは、総動員数600名以上(うち京都会場は50名)を記録。0歳のお子様から60代の方まで、そして女性だけでなく多くの男性にも参加いただいた、世代も性別も立場も越えた1日となりました。

私・中村郁は、ハーモニック社会保険労務士事務所として本イベントに協賛者として参加し、3分間のプレゼンテーションの機会をいただきました。


午前:全国同時シンポジウムで届いた、日本の女性の現実

午前中は東京会場からのシンポジウムを全国21拠点でリアルタイム視聴。登壇者4名(染矢明日香氏・伊藤将人氏・野村浩子氏・北奈央子氏)から、地域における女性の健康課題や最新の取り組みが共有されました。

会場で特に印象に残ったのは、「女性は人生の25%を不健康な状態で過ごしている」というデータです。参加者アンケートでも、この事実に「知らなかった」と答えた方が多く、知ること自体がすでに大きな一歩になることを実感しました。

京都会場でのシンポジウム満足度は回答者27名中、高評価が大多数を占める結果となりました。


午後:「ローカル」の力が生んだ、垣根のない交流

午後は京都会場ならではのプログラムへ。展示・物販・ワークショップが並ぶ会場では、地域で活動する個人や民間事業者が集結し、参加者が体験しながら学べる場が広がりました。

運営の株式会社100が大切にしたのは「垣根のない交流」です。一般参加者、出展者、運営事業者がフラットに関わり合い、肩書きや立場を超えた対話が生まれていました。こうした場だからこそ、日常では言いにくい悩みや本音が自然に出てくる——そんな空気が会場全体に流れていました。


社労士の目線で見えた:「子育てと就労の両立」は、まだ"個人の頑張り"で解決しようとしている

今回のイベントで私が最も強く感じたのは、参加者の声に共通する「制度はあるのに、使えない」というリアルです。

育児休業・産後パパ育休・時短勤務——法律の上ではこれらの制度は整っています。しかし、「言い出しにくい職場の雰囲気」「復職後のキャリアへの不安」「パートナーや職場への遠慮」が、制度の活用を阻んでいます。

これは個人の問題ではありません。職場の風土・コミュニケーションの問題です。

令和7年版過労死等防止対策白書でも、精神障害による労災の主因の6割以上が「上司とのトラブル」であることが明らかになっています。制度があっても、対話できる職場でなければ、人は守られません。


「知っている」から「使える」へ。社労士としてできること

ハーモニック社会保険労務士事務所では、ICM(組織診断ツール・特許取得済み)を活用した職場のコミュニケーション診断を行っています。

23問のアンケートで、「この職場で自分の意見を言えるか」「不安を感じているか」を数値化することで、制度が機能しない根本原因を見える化します。

「制度を作る前に、職場の実態を知ること」——それが、子育てと就労の両立を"制度の話"から"現場の変化"につなげる第一歩だと考えています。

今回のシンポジウムで出会った多くの声が、その確信をさらに深めてくれました。ご一緒できた皆さまに、心から感謝申し上げます。


【イベント概要】 イベント名:Local Woman's Health Lab Symposium in Kyoto(京都会場) 日時:2026年5月16日(土) 会場:ZET-BASE KYOTO(京都府向日市寺戸町山縄手21番1) 京都会場主催:株式会社100 企画・全体運営:有志団体Local Woman's Health Lab 参加拠点:全国21ヶ所 公式HP:https://lwhl.jp/


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